デジタル技術の活用およびDX推進の取組状況について
魅力ある建設業に |
昨今の土木建設業界においては、ICT化の遅れによる諸外国と比較した生産性の低さや、次世代の担い手不足が業界全体の課題とされています。ICT化につきましては、「i-Construction」に代表される国土交通省の取組みや、各地方自治体におかれましても入札加点要件としているなど、土木建設企業だけではなく公共工事の発注者側も重要感を持って推奨しています。 また、次世代の担い手となる若手求職者は、企業がICT化に積極的に取り組んでいる事が志望動機の一つとなる傾向にあるようです。 以上のような社会情勢を踏まえ株式会社アイテスは、経営理念「お客様の大きな満足と従業員の物心両面の幸福を実現する。」を叶えるため、「i-Construction 」導入による活用によって作業工程の改善を図り、生産性を向上させ お客様、従業員及び求職者からも選ばれる企業を目指します。
具体的には3次元測量が困難であった障害物が多い山間部工事において、レーザースキャナ搭載測量器を導入することで、山間部工事においても3次元データの作成が可能となり、活用することで測量におけるヒューマンエラーを減らし、測量及び出来形作成等の省力化及び効率化を図ります。また、災害が多い自社地域において、危険個所に近寄らず測量が可能となることは災害復旧工事の精度を上げるだけでなく、社員の安全性にもつながります。中期的には3次元データを活用したICT建機導入による更なる生産性向上を目指します。
社内DX推進組織図
